16年目の現役助産師・IBCLCのさやえんどうです
と思われている妊婦さん、授乳婦さんは多いのではないでしょうか
色々な食べ物が母乳にどう影響するのか知らないと、楽しく授乳できないですよね
この記事では、
甘いものを食べたら母乳が詰まるって本当？
その他に注意するべき食べ物は何だろう？
について、わかりやすく解説させていただきます
食事が楽しめないと、母乳育児も楽しめないよ！
では、始めましょう
甘い物を食べても乳管が詰まるという根拠はない
「甘いものを食べたらおっぱいが詰まる」という噂について、
食べ物で乳管が詰まるという科学的な根拠はありません
だからといって、摂りすぎることはお母さんの健康に良くないです
大事なことは、
バランスの良い栄養を摂ること
ですね
乳管の太さは２㎜（2000㎛）
でも、脂肪の多い食事をすると乳管が詰まるって聞いたわよ？
と話される妊婦さん、授乳婦さんにお会いすることは度々あります
乳管とは、母乳の通り道のこと
対して脂肪は、
これじゃ、詰まるわけないよね！
後乳は脂肪含有量が増えますが、脂肪球自体の大きさは変わりません
つまり、
何を食べても乳管が詰まりやすくなることはない
といえます
乳管の詰まりを防ぐためには赤ちゃんの飲み方が大切
乳管の詰まりを防ぐためには食事に注意するよりも、
赤ちゃんがしっかり母乳を飲み摂れるよう、適切な『抱き方と飲ませ方』が大切
です
授乳中はバランスの良い栄養を摂ろう
何でも食べることができるからといって、
食べすぎはよくありません
何でもバランスよく食べることが大切です
とある研究では、ニンニクを食べた後の母乳はニンニクの香りがして、いつもよりよく飲んだ赤ちゃんもいたそうだよ
注意してほしいものはアルコールとカフェイン
授乳中に注意してほしいものは、アルコールとカフェインです
まとめ：食べ物で乳管が詰まるという根拠はない
「甘いものを食べたらおっぱいが詰まる」という噂について、
食べ物で乳管が詰まるという科学的な根拠はありません
乳管と脂肪球の関係は、
乳管の太さ＝2000㎛（2㎜）＞母乳の脂肪（脂肪球）＝2～10㎛
つまり、
何でもバランスよく食べよう！
たまには甘い物も辛い物も食べてOK！
お読みいただきありがとうございます
今日はこの辺で
さやえんどうでした
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