無痛分娩のメリット・デメリット

出産

17年目の助産師さやえんどうです

私の働く病院では無痛分娩も行っています

そこで、こちらの記事では『無痛分娩のメリット・デメリット』についてお話します

こちらの記事を読んでほしい人
  • これから妊娠・出産をする皆さん
  • 無痛分娩に興味がある皆さん

こちらの記事を読むと、

無痛分娩のメリット・デメリット

がわかります

では、始めましょう

さやえんどう
さやえんどう

メリット・デメリットをちゃんと勉強してから選ぶことが大切だね

メリット:痛みがなくなる

relax
relax

無痛分娩のメリットは、

痛みがなくなる・軽くなる

ことです

痛みがなくなることで苦痛が減り、心も体も落ち着いた状態で出産にのぞめるでしょう

硬膜外無痛分娩は鎮痛効果が高いので、

お母さん
お母さん

全く痛みを感じずに出産できました

膣や会陰の縫合中も痛くなかったです

という感想を聞くことも多いです

また、

  • 緊急帝王切開になった場合にすぐに手術にとりかかれる
  • 心臓や肺の具合の悪い妊婦さんに適している場合がある

というメリットもあります

さやえんどう
さやえんどう

出産する直前まで談笑したり読書したり携帯を見たり、とてもリラックスして過ごしている方が多いよ

デメリット:陣痛が弱まってお産が長引く

attention
attention

無痛分娩のデメリットは、

  • 微弱陣痛
  • 硬膜外麻酔による副作用
  • さまざまな制限がある
  • 費用がかかる

などがあります

微弱陣痛

pregnant
pregnant

微弱陣痛によって、

  • 陣痛促進剤を使用する
  • 鉗子分娩や吸引分娩となる
  • 緊急帝王切開となる

こともあります

硬膜外麻酔による副作用

foot
foot

副作用には、

  • 足の感覚がなくなる、動きにくくなる
  • 血圧低下
  • 尿意がなくなる
  • かゆみ
  • しびれ
  • 体温上昇

などがあります

また重篤な症状としては、

  • 頭痛
  • 呼吸困難
  • 感染
  • 局所麻酔薬中毒

などがあります

さまざまな制限

no food
no food

病院によっては、

  • 数分毎の血圧測定
  • 酸素投与
  • 食事や飲水の禁止
  • 座ったり、立ち上がったり、歩いてはいけない
  • 尿の管を入れる

などの制限を設けている場合があります

費用がかかる

wallet
wallet

無痛分娩は、

公的医療保険や高額医療費の適応外です

金額は病院によって異なり、多くは分娩費用にプラス10万~20万円です

さらに、無痛分娩がスムーズに進まない場合は促進剤や吸引分娩などの処置を追加していくので、さらに費用がかかります

まとめ:メリットもデメリットも考えて検討しましょう

baby
baby

無痛分娩のメリットは、

痛みがなくなる・軽くなる

デメリットは、

  • 微弱陣痛
  • 硬膜外麻酔による副作用
  • さまざまな制限がある
  • 費用がかかる

でした

さやえんどう
さやえんどう

良い面も悪い面もきちんと理解しようね

お読みいただきありがとうございます

今日はこの辺で

さやえんどうでした

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