16年目の現役助産師さやえんどうです
こちらの記事では、『病院助産師のお仕事』を紹介をします
こちらの記事を読むと、
病院助産師はどのような仕事をしているのか
を、知ることができます
お産以外にも、あらゆる年代の女性たちのお手伝いをしています
では、始めましょう
助産師とは全ての女性をサポートする専門家
助産師とは、
厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子
(保健師助産師看護師法より)
とされています
さらに、
助産師は母子のみならず、女性の生涯における性と生殖にかかわる健康相談や教育活動を通して家族や地域社会に広く貢献する
(日本助産師会)
とあります
つまり、
- 妊娠・出産・育児まで通したサポートを行う
- 女性の性や生殖に関わる一生を通したサポートを行う
- 現在助産師は女性のみ
ということですね
助産師の活躍の場は広い
病院助産師の仕事は、
外来
- 医師の診療の補助
- 助産師外来
- 両親学級
- 不妊外来 などなど
が挙げられます
また、
- 大学病院:研究
- 公立病院:市民とのふれあい活動、中高生への思春期教育、幼稚園児への出産教室
- 個人医院:ヨガ教室、料理教室、産褥入院 などなど
など、病院によっても様々な業務があります
お産とっているだけかと思ってた~
病棟助産師の仕事
私は病棟助産師なので、病棟での仕事を紹介します
お産をとります
出産の時に
- 陣痛中のマッサージや呼吸法のサポート
- 分娩進行の判断や処置
- 医師との連携
- 分娩介助
- 分娩後の身体のお世話
などを行います
お母さんと赤ちゃんの二人の命の安全のために、分娩進行中、助産師は頭と体をフル活動させていて、かなりの緊張の中にいます
分娩介助を行った次の日、私はだいたい筋肉痛です…
育児や授乳の方法を教えます
出産後に、
- 抱っこの仕方
- おむつ交換
- 沐浴の方法
- 授乳の仕方
- 産後の身体の変化や困った時の対処法
などをお伝えします
指導をする上で大切にしていることは、
お家に帰ってから困らないよう、お母さん自らが技術や知識を取得できるように援助することです
短い入院期間で取得できるように、そばに寄り添って一緒に練習をするよ
後輩育成をします
- 看護学生
- 助産師学生
- 新人助産師
などの指導を行い、後輩育成に努めます
一日の仕事の流れや電子カルテの使い方といった業務や、清拭や注射、分娩介助などの技術指導だけでなく、
- 患者さんの状態はどうなのか
- どのような看護が必要なのか
患者さんをアセスメント(評価・分析)する能力を高められるよう指導します
助産師がどんどん増えるといいな~
外来の手伝いにいきます
病棟スタッフが外来に行って手伝いをすることがあります
外来では、
- 妊娠中の方
- 産後の方
- 妊娠相談や不妊相談の方
など、多くの女性たちと関わります
病院は病棟も外来も忙しいので、スタッフみんなで助け合うことが大事です
電話による育児相談を受けます
退院後に育児や自分の身体の心配事があれば、いつでも電話での相談を受けます
退院後も途切れることのないサポートをしています
地域の保健師や助産師と連携をとります
- 妊娠・出産がとても大変だった
- 育児が取得できていない
- サポートしてくれる家族がいない
- 精神不安定
など、お母さんや赤ちゃんに心配が残るまま退院となる場合は、各地域の保健師や助産師へ情報を提供して、サポートを依頼します
まとめ:病院助産師は妊娠前~出産後まで幅広く業務がある
病院助産師は、
病棟や外来で多くの業務に携わって、幅広い層の女性たちのサポートをしています
助産師になりたい人が増えるといいな
最後までお読みいただきありがとうございます
今日はこの辺で
さやえんどうでした
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